■県西大会(2016年12月03日)

 予選リーグ 古河 KOBUSHI 関城 順位
古河SS *** 9 ○ 0 2 ○ 0

1

KOBUSHI F.C 0 ● 9 *** 0 ● 3

3

関城イースターズ 0 ● 2 3 ○ 0 ***

2


代表決定戦
古河SS VS 八千代町SS
1 -

第37回茨城県中村杯争奪サッカー大会
12月3日(土)県西地区予選

予選第1試合 
VS KOBUSHI F.C 9−0
終始攻め込み、9得点できた試合。
傷病明けの選手を除く、ベンチ入りした選手の全員が出場できた試合。
しかし、公式戦という空気にのまれてチームメイト同士のコミュニケーションが殆どない試合。
そのため、スッタフのベンチからの「伝えて、伝えて」の声が強く印象に残る試合。
よって、大量得点したものの、どうにもスッキリしない試合となった。

予選第2試合 
VS 関城イースターズ 2−0
関城イースターズの選手は、古河より体格が上回るうえ、コンパクトなポジショニングから素早いプレスで試合に臨んできた。
その相手対し、相変わらずチームメイト同士のコミュニケーションがとれない。そのためか、コンパクトな陣形を保つ相手に、攻撃が縦パスばかりとなりオフサイドを繰り返す。そして、ボールを奪っても、プレスの速い相手に焦りからか慌ててクリアしようとするが、相手にボールを当ててしまい、そのこぼれたボールを先に取られカウンターとなりヒヤリとする場面が何度かあった。
が、後半、10番の2得点で県大会進出決定戦に臨むことができた。

県大会進出決定戦 
VS 八千代町SS 1−0
八千代は、試合前のアップからこの決定戦で県大会進出を決めてやろうと気合い十分。
古河もスタッフから子供達に気合いを注入するのだが、子供達から活気が伝わってこない。
案の定、試合の序盤は完全に八千代の勢いのある攻撃と積極的なボールへのプレスに耐え凌ぐしかなく、自分達のペースに持ち込めないまま前半終了。
後半は、ハーフタイムのベンチでの気合いがようやく子供達に響いたのか、少しずつボールを持てるようにはなった。が、自分達のミスでなかなか決定機まで持ち込めない。
しかし、PK戦もよぎる後半14分、ゴールキックからのボールを8番がヘディングで前線にすらし、そのボールをキープした9番が、そのままドリブルでペナルティエリア内まで持ち込みシュート!この1点が県大会進出を決めた。

【感想】
大人でも日常の何気ないことが、プレッシャーを感じてしまっては思うようにはいかない。
今予選の子供達は、常に過度なプレッシャーを持ってしまっていたように感じられた。
それは、公式戦が負けたら終わりだということを知っているからこそかもしれない。
一方、4年生時の学年別の悔しさは忘れていないはず。だからこそ、プレッシャーのせいで負けてしまったのであれば子供達自身に悔いが残るはず。
よって、この3試合は、強くなるための良い経験であったと思いたい。
1月からの県大会では、いつもの活気あふれる子供達がピッチで躍動してくれることを期待したいと思います。


 


■県大会(2017年01月29日)

  湊第一SSS 利根キッカーズ 鹿島アントラーズJr 古河SS 順位
湊第一SSS *** 3 ○ 2 0 ● 4 0 ● 9

 

利根キッカーズ 2 ● 3 *** 1 ● 2 0 △ 0

 

鹿島アントラーズJr 4 ○ 0 2 ○ 1 *** 0 △ 0

 

古河SS 9 ○ 0 0 △ 0 0 △ 0 ***

 


第37回茨城県中村杯争奪サッカー大会
1月29日(日)一次リーグ
まだまだ夜も明けない午前5時に中央運動公園に集合し、試合会場の『ひたちなか地区多目的広場』に向かいます。

●第一試合: 0−0 鹿島アントラーズジュニア
初戦は、学年別(低学)大会準決勝で敗れた鹿島アントラーズです。5年生になってからの対戦成績は1勝3敗(T T)・・・決して分の良い相手とは言えませんが、学年別以上の成績を目指すうえでは遅かれ早かれ対戦しないといけない相手です。
なお、筆者が県大会の抽選を引いたのですが、鹿島アントラーズと対戦が決まって、正直、負けるイメージが浮かんできませんでした。理由は、この一年、古河SSの子供達は、鹿島アントラーズも対戦しているようなチームと互角とはいえないまでもある程度の試合ができていました。また、強豪といわれるチームと対戦する時ほど気持ちの入った試合をしてくれていると勝手に思っていたからです!?
勝手な予想が現実になりました・・・古河SSは、立ち上がりから怯むことなくアントラーズ相手に仕掛けていきます。また守備では、最終ラインの3人<(8)、(9)、(11)>が、高い集中力と激しいプレスでアントラーズの攻撃陣にフリーでプレーさせません。また、キーパー(1)は休むことのないコーチングで最終ラインの3人をフォローし、(6)、(7)、(10)は前線から激しくプレスを仕掛けます。ただ、(5)だけがこのチームの流れに加われないため前半途中で(3)と交代します・・・
一方、試合序盤は古河SSの勢いに押され、慌ててミスキックをしてしまう場面が目立っていたアントラーズでしたが、徐々に普段の落ち着きのあるプレーをとりもどし、古河SSの守備網を突破しようと攻め込んできました・・・が、古河SSはチーム全員で守り抜きます。
そんな膠着状態が続いていた前半14分、古河SSがFKのチャンス!前日のFK練習と同じポイント、キッカーはその練習で一番良いキックをしていた(11)、練習どおりキーパーとディフェンスラインの間に放り込み、(8)がフリーで走り込んできましたが僅かに届かず・・・惜しい(>_<)
後半は、キックオフからアントラーズがボールをキープする時間が多くなったものの、前半同様、攻撃となれば怯むことなく攻め、守備となれば全員でアントラーズの攻撃を跳ね返します。
が、後半13分、この試合の古河SSの最大のピンチ(+o+)古河の右サイドをドリブル突破され、ゴール前へのグラウンダーのセンターリングを蹴り込み、ペナルティーマーク付近に走り込んできた選手がダイレクトシュート!!しかし、ゴールポストが助けてくれました<(`^´)>
そして、間もなくの試合終了の笛!
勝点3こそ奪えませんでしたが、グループリーグ突破に繋がる貴重な勝点1GETです!

●第二試合: 0−0 利根キッカーズ
古河SSは、この試合に勝てば一位通過が見えてきます。一方、利根キッカーズは、この試合に負けると一次リーグ敗退が決定してしまいます。ここは、古河SSが利根キッカーズより勝ちに行く気持ちがどれだけ上回れるかが勝敗を決めることになると思います。
古河SSは、勝利のため、開始早々から相手陣内に攻め込み何本もシュートを放ちますが、利根キッカーズの粘り強い守備網が幾度となく立ちはだかり0−0で前半終了。
後半は攻撃的に!俄然ヒートアップしてシュートが多くなりました。しかし、この子達のシュートチャンスが多い試合で陥る最悪のパターン(数的優位を生かせない!単独突破で持ち込んでもシュート直前のドリブルコントロールが大きくなる!セーフティーにシュートを打とうとするあまり相手選手に詰められ当ててしまう!相手のプレスに焦り慌ててシュートするため枠を外す!)です(-_-)・・・
結局、この最悪のパターンの呪縛から逃れられず0−0のまま試合は終了(ーー;)
試合は常に相手がいることではありますが、得点できていれば・・・古河SS関係者の誰もが悔いの残る試合となってしまいました・・・

●第三試合: 9−0 湊第一サッカースポーツ少年団
既に勝点4を獲得している鹿島アントラーズがグループリーグ突破を有利にする状況で、古河SSがグループリーグを突破するための僅かな望みは大量得点を奪っての勝利しかありません。そのような状況になって子供達もようやく気持ちが吹っ切れたのか、普段のプレーが蘇りました。
前半5分、相手のゴールキックを(8)が奪い、これを(7)がもらいペナルティーエリア外から左足でシュート、キーパーは予想外のシュートのため慌てて弾くのが精一杯のところを(6)が押し込み先制点!【1−0】
同11分、(9)が相手ペナルティーエリア付近での短いクリアボールをカットし、そのままミドルシュート!【2−0】
同12分、(10)の左コーナーキックをキーパーがパンチングしたボールを(8)がしっかり胸トッラプし落ち着いて蹴りこむ!【3−0】
同13分、相手キックオフボールをすぐさま奪い、(10)がシュートするも相手に当ててしまうが、このこぼれたボールを(7)がダイレクトでシュート、これが大きく左に外れたかに思われたが、予測したかのように走り込んできた(6)が右足を伸ばして!【4−0】
同14分、またもや相手キックオフボールを奪い、(11)を経由して(10)がドリブルで持ち込みシュート!クロスバーに当ててしまうが、またまた詰めていた(6)が蹴り込み【5−0】(6)ハットトリック!(^^)!
(9)、(10)を残し、(2)、(4)、(5)、(12)、(15)、(16)が後半から出場し、前半の勢いそのまま!
後半6分、(12)が相手ゴールキックのボールをすぐさま奪い、そのままキーパーと1対1!最初のシュートはキーパーに当ててしまうが、そのこぼれたボールを押し込む!【6−0】
後半11分、(16)の相手陣内での積極的な守備からこぼれたでたボールを、(12)が迷うことなくシュート!これがループ気味となりキーパーの頭上をきれいに越して!【7−0】
後半12分、(10)が相手左サイドでのドリブル突破からセンターリング、ゴール中央に向かって走り込んできた(16)が右足のインサイドでのジャンピングボレー!【8−0】
後半13分、(16)のクリアボールを(10)がそのままドリブルでペナルティーエリア内まで持ち込み、キーパーの頭上に豪快に蹴り込む!【9−0】
これで1勝2引き分けとなり、最終試合の鹿島アントラーズジュニア対利根キッカーズの結果を待つことに・・・しかし、グループ突破の僅かな望みも鹿島アントラーズが勝利したため、古河SSの一次リーグ敗退が決定(>_<)

≪最後に≫
4年生の学年別大会以上の結果を目指していた・・・
5年生の公式戦12試合無失点、無敗・・・
が、1点の大切さ、重さを今大会で思い知らされ、あまりにも早すぎる敗退(T T)
ただ、この中村杯が子供達にとって最後の公式戦ではない!
この早期敗退を糧にし、これまでのような与えられた試合を淡々とこなすのではく、チーム全員がどんな試合でも気を緩めることなく勝ちにこだわり、1点の大切さ、重さを意識して取り組んでくれればきっと結果はついてくると思います。
そうすれば、次の公式戦(8人制)の学年別、最後の全少では最高の結果を残してくれると思っています。
スッタフの皆様、引き続きよろしくお願いいたします<(_ _)>