全日本少年サッカー大会

◆ 県大会 (2006年6月4日、11日、25日)

全日本少年サッカー 茨城県大会 トーナメント表

第1日目 (6月4日)
  A 県東 鹿嶋市ト伝の郷運動公園 A
  B 県南 クレハプラスチックス(株)
  C 中央 小美玉市希望ヶ丘運動公園 A
  D 県北 常陸太田市 白羽スポーツ広場
  E 県南 かすみがうら市 あじさい館
  F 中央 ひたちなか市 サッカー協会 B
  G 県東 鹿嶋市ト伝の郷運動公園 B
  H 県西 八千代町 八千代スポーツ公園
  I 中央 ひたちなか市 サッカー協会 A
  J 県東 鹿嶋市ト伝の郷運動公園 C
  K 県北

日立市・折笠市民広場

  L 県西 筑西市鬼怒緑地運動公園
  M 中央 小美玉市希望ヶ丘運動公園 B
  N 県西 八千代町 中結城地区公園
  O 県北 高萩市 赤浜グラウンド
  P 県南 石岡運動公園陸上競技場
第2日目 (6月11日)
  Q 中央 ひたちなか市 サッカー協会A
  R 中央 美野里町・希望ヶ丘運動公園A
  S 中央 美野里町・希望ヶ丘運動公園B
  T 中央 ひたちなか市 サッカー協会B
第3日目(6月25日)
  U 中央 笠松運動公園・球技場A
  V 中央 笠松運動公園・球技場B


■ 県大会一次リーグ (2006年6月4日)

【Aブロック】 鹿嶋市ト伝の郷運動公園 A
  アントラーズ エスペランサ 宮和田 友部 勝点 得点 失点 得失点差 順位
鹿島アントラーズ *** 1 ● 2 6 ○ 0 1 ○ 0 6 8 2 +6 2
エスペランサ総和FC 2 ○ 1 *** 3 ○ 1 3 △ 3 7 8 5 +3 1
宮和田FC 0 ● 6 1 ● 3 *** 0 ● 2 0 1 11 -10 4
友部SSS 0 ● 1 3 △ 3 2 ○ 0 *** 4 5 4 +1 3

【Bブロック】 クレハプラスチックス(株)
  玉里 軽野東 六ツ野 梨桑 勝点 得点 失点 得失点差 順位
玉里SSC *** 0 ● 1 0 ● 1 2 ○ 1 3 2 3 -1 3
軽野東SSS 1 ○ 0 *** 0 ● 1 2 ○ 0 6 3 1 +2 2
六ツ野SSS 1 ○ 0 1 ○ 0 *** 0 △ 0 7 2 0 +2 1
梨桑FCJ 1 ● 2 0 ● 2 0 △ 0 *** 1 1 4 -3 4

【Cブロック】 小美玉市希望ヶ丘運動公園 A
  納場小 大沼 FC北条 境町 勝点 得点 失点 得失点差 順位
納場小SSS *** 1 △ 1 1 △ 1 0 ● 5 2 2 7 -5 4
大沼SSS 1 △ 1 *** 0 △ 0 0 ● 3 2 1 4 -3 3
FC北条SS 1 △ 1 0 △ 0 *** 0 ● 1 2 1 2 -1 2
境町SS 5 ○ 0 3 ○ 0 1 ○ 0 *** 9 9 0 +9 1

【Dブロック】 常陸太田市 白羽スポーツ広場
  坂本 龍ヶ崎 セントラル 水戸 勝点 得点 失点 得失点差 順位
坂本SSS *** 1 △ 1 0 ● 2 0 ● 1 1 1 4 -3 4
龍ヶ崎ペレグリンJFC 1 △ 1 *** 1 △ 1 0 ● 5 2 2 7 -5 3
セントラルSC 2 ○ 0 1 △ 1 *** 1 ● 3 4 4 4 0 2
水戸SSS 1 ○ 0 5 ○ 0 3 ○ 1 *** 9 9 1 +8 1

【Eブロック】 かすみがうら市 あじさい館
  霞ヶ浦 石川 下館小 ロッキーワン 勝点 得点 失点 得失点差 順位
霞ヶ浦SSS *** 0 ● 3 0 ● 4 0 ● 4 0 0 11 -11 4
石川SSS 3 ○ 0 *** 2 ○ 0 0 △ 0 7 5 0 +5 2
下館小あしかびSS 4 ○ 0 0 ● 2 *** 0 ● 3 3 4 5 -1 3
ロッキーワンSC 4 ○ 0 0 △ 0 3 ○ 0 *** 7 7 0 +7 1

【Fブロック】 ひたちなか市 サッカー協会 B
  佐野 息栖 金沢 吉沼FC 勝点 得点 失点 得失点差 順位
佐野SSS *** 0 ● 2 0 ● 3 0 ● 2 0 0 7 -7 4
息栖SSS 2 ○ 0 *** 0 ● 5 2 ○ 0 6 4 5 -1 2
金沢SSS 3 ○ 0 5 ○ 0 *** 2 ○ 0 9 10 0 +10 1
吉沼FCプリマーリオ 2 ○ 0 0 ● 2 0 ● 2 *** 3 2 4 -2 3

【Gブロック】 鹿嶋市ト伝の郷運動公園 B
  波野 大子 総和南 新治 勝点 得点 失点 得失点差 順位
波野SSS *** 0 ● 3 0 △ 0 2 ○ 0 4 2 3 -1 2
大子SSS 3 ○ 0 *** 0 ● 2 0 ● 1 3 3 3 0 4
総和南FC 0 △ 0 2 ○ 0 *** 2 ○ 0 7 4 0 +4 1
新治SC 0 ● 2 1 ○ 0 0 ● 2 *** 3 1 4 -3 3

【Hブロック】 八千代町 八千代スポーツ公園
  八千代町SS 高崎SSS 十王SSS 吉田SSS 勝点 得点 失点 得失点差 順位
八千代町SS *** 2 ○ 0 2 ○ 0 5 ○ 0 9 9 0 +9 1
高崎SSS 0 ● 2 *** 0 ● 1 1 ● 2 0 1 5 -4 4
十王SSS 0 ● 2 1 ○ 0 *** 2 ○ 0 6 3 2 +1 2
吉田SSS 0 ● 5 2 ○ 1 0 ● 2 *** 3 2 8 -6 3

【Iブロック】 ひたちなか市 サッカー協会 A
  高野 龍ヶ崎 竹園西 大久保 勝点 得点 失点 得失点差 順位
高野SSS *** 0 ● 1 1 ○ 0 1 ○ 0 6 2 1 +1 2
パルチーダFC龍ヶ崎 1 ○ 0 *** 8 ○ 0 1 ○ 0 9 10 0 +10 1
竹園西FC 0 ● 1 0 ● 8 *** 1 ○ 0 3 1 9 -8 3
大久保SSS 0 ● 1 0 ● 1 0 ● 1 *** 0 0 3 -3 4

【Jブロック】 鹿嶋市ト伝の郷運動公園 C
  潮来 湊第二 竹園東 古河 勝点 得点 失点 得失点差 順位
潮来SS *** 0 ● 1 2 ○ 1 0 ● 4 3 2 6 -4 3
湊第二SSS 1 ○ 0 *** 2 ○ 1 0 ● 2 6 3 3 0 2
竹園東FC 1 ● 2 1 ● 2 *** 0 ● 9 0 2 13 -11 4
古河SS 4 ○ 0 2 ○ 0 9 ○ 0 *** 9 15 0 +15 1

いよいよ最大の目標である全日本出場を賭けた県予選のスタートである。
6時に市立体育館駐車場に6年生17名、5年生3名、総勢20名の選手が集合、一部スタッフの行方不明者が出たものの、なんとか解決?し、鹿島スタジアム横にある「ト伝の郷運動公園」に向け出発。約2時間半で会場に到着。
人工芝のグラウンドに3面のコートが作られ、3ブロックの予選が同会場で行われる。
因みに中村杯優勝の鹿島アントラーズが入ったAブロックもこの会場での予選。敵の仕上がり具合を見るため、鹿島アントラーズ対エスペランサ総和戦を観戦。なんと、中村杯を無失点で制したアントラーズが、2失点して敗れた。試合内容そのものも王者の戦いぶりには見えなかった。
直後に我がチームの第一試合が開始。頼むぞー!

●1試合目 10:50〜 対 竹園東FC戦(30分)
1分、左からのコーナーキックにDFのY子君が体ごと突っ込んで押し込み早くも先制。
3分、左MFのU君が左サイドをドリブルで持ち込み、中に切れ込むと相手のファールでPKを得る。もちろんU君がこれを落ち着いて決める。
8分、ボランチY部君からFWのK君へ、K君がドリブルで運んで冷静に決めた。
10分、中央でK君がボールを受けて右サイドにいたFWのM君へ、Mくんのシュートが炸裂。
後半に入り18分、後半からボランチに入った5年生S君が中央からシュート、ボールは相手DFの足に当たって方向が変わりそのままゴール。
24分、M君右から決める。
27分、右からのコーナーキック、Y子君のヘッドはバックヘッドとなり、後ろにいたM君が余裕のヘッドを決め、M君のハットトリック達成。
29分、M君が右サイドからゴール前へ、相手DFに当たったボールを狙っていたのは5年生S君、中央からのシュートが入る。
ロスタイム、左MFに途中から入った5年生N君がペナルティエリア内で倒されPKとなる。これをキャプテンS君が決めて9対0で初戦に勝利した。

●2試合目 11:45〜 対 潮来SS戦(30分)
連続の試合となった2試合目。
5分、ボランチY部君のヘッド、M君が中央から抜け出しこのボールを捉え、キーパーと1対1、落ち着いて決め先制。
7分、左からのコーナーキック、Y子君のヘッドがオウンゴールを呼び込み追加点。
14分、DFのT君が冷静に前を見て絶妙の低い縦パス、M君がうまく抜け出してまたしてもキーパーと1対1となり決める。
後半17分、ゴールライン際からのマイナスのパスに後ろから走り込んできたY部君がナイスシュート。
4対0で2勝目を挙げる。

●3試合目 14:20〜 対 湊第二SSS戦(30分)
2戦2勝同士の対戦。
3分、DFのT君が前線のK君へボールを入れ、K君がダイレクトでM君へ、M君の先制点。
17分、右サイドからM君が低いボールを中央へ、相手DFの足に当たったボールを5年生S君がシュート、ポストに当たった跳ね返りをK君が押し込む。
内容はともかく2対0で勝利し、翌週の二次リーグ進出が決まった。

同会場では、古河SSのほか、エスペランサ総和、総和南の県西勢が勝ち残った。
4月以降、調子を落としていたというアントラーズであるが、6年生21名全員がいたにもかかわらず、一次リーグ敗退。目の前で見た敵の敗戦に、私自身、正直、複雑な心境であった。中村杯で引き分けた古河SSが、今度こそ決勝戦でアントラーズと決着をつけるという目標が消えてしまったからだ。
しかし、真の目標は全日本出場ただ一つ。
ベスト16が出揃い、次週は中村杯準優勝、5年生にしてFCバルセロナからオファーがあったと言われるスーパー小学生のいるパルチーダ龍ヶ崎や、県西予選でまさかの敗戦を喫した KII などが相手である。アントラーズが消えたからといって、Jビレッジへの道は決して簡単ではない。気を緩めて、負けたら終わり。悔しい思いはもういらない。目の前の相手に全力でぶつかり、1つ1つ勝利を積み上げていくしかない。
君たちが思っているよりはるかに多くの人々が古河SSの選手である君たちを応援してくれている!選手20名が一丸となって、次週、二次リーグで勝利への執念を見せてくれ!


【Kブロック】 石岡運動公園陸上競技場
  滑川 茨城南 石下 神谷小 勝点 得点 失点 得失点差 順位
滑川SSS *** 3 ○ 0 0 ● 3 0 ● 2 3 3 5 -2 3
茨城南SS 0 ● 3 *** 0 ● 3 1 ● 2 0 1 8 -7 4
石下SSS 3 ○ 0 3 ○ 0 *** 2 △ 2 7 8 2 +6 1
神谷小SSS 2 ○ 0 2 ○ 1 2 △ 2 *** 7 6 3 +3 2

【Lブロック】 筑西市鬼怒緑地運動公園
  KII SC 大野原 城東 土浦二小 勝点 得点 失点 得失点差 順位
KII SC *** 1 ○ 0 1 △ 1 5 ○ 0 7 7 1 +6 1
大野原SSS 0 ● 1 *** 1 ○ 0 3 ○ 0 6 4 1 +3 2
城東SSS 1 △ 1 0 ● 1 *** 2 ○ 0 4 3 2 +1 3
土浦二小SSS 0 ● 5 0 ● 3 0 ● 2 *** 0 0 10 -10 4

【Mブロック】 小美玉市希望ヶ丘運動公園 B
  見川 中央小 手賀 茎崎ブレイズ 勝点 得点 失点 得失点差 順位
見川SSS *** 0 △ 0 3 ○ 0 5 ○ 0 7 8 0 +8 1
中央小SSS 0 △ 0 *** 4 ○ 1 4 ○ 0 7 8 1 +7 2
手賀SS 0 ● 3 1 ● 4 *** 1 ○ 0 3 2 7 -5 3
茎崎ブレイズFC 0 ● 5 0 ● 4 0 ● 1 *** 0 0 10 -10 4

【Nブロック】 八千代町 中結城地区公園
  下妻 エルフ 久慈 南飯田 勝点 得点 失点 得失点差 順位
下妻ジュニアFC *** 1 ○ 0 1 ○ 0 1 ○ 0 9 3 0 +3 1
エルフSC 0 ● 1 *** 1 ● 2 0 ● 1 0 1 4 -3 4
久慈SSS 0 ● 1 2 ○ 1 *** 1 ○ 0 6 3 2 +1 2
南飯田SSS 0 ● 1 1 ○ 0 0 ● 1 *** 3 1 2 -1 3

【Oブロック】 石岡運動公園陸上競技場
  秋山 新荘常磐 向台小 三和 勝点 得点 失点 得失点差 順位
秋山SSS *** 1 ● 2 1 ○ 0 0 ● 3 3 2 5 -3 3
新荘常磐SSS 2 ○ 1 *** 1 △ 1 0 ● 4 4 3 6 -3 2
向台小SSS 0 ● 1 1 △ 1 *** 0 △ 0 2 1 2 -1 4
三和クリアンサス 3 ○ 0 4 ○ 0 0 △ 0 *** 7 7 0 +7 1

【Pブロック】 石岡運動公園陸上競技場
  ばらき 鉾田小 ウインズ 勝点 得点 失点 得失点差 順位
ばらきSC *** 5 ○ 0 6 ○ 0 3 ○ 0 9 14 0 +14 1
鉾田小SSS 0 ● 5 *** 2 ○ 1 1 ● 5 3 3 11 -8 3
桂SSS 0 ● 6 1 ● 2 *** 0 ● 5 0 1 13 -12 4
ウインズFC土浦 0 ● 3 5 ○ 1 5 ○ 0 *** 6 10 4 +6 2




■ 県大会二次リーグ (2006年6月11日)

【Qブロック】 ひたちなか市 サッカー協会 A
  エスペランサ 六ツ野 境町 水戸 勝点 得点 失点 得失点差 順位
エスペランサ総和FC *** 0 ● 1 0 ● 3 1 △ 1 1 1 5 -4 4
六ツ野SSS 1 ○ 0 *** 0 △ 0 0 ● 1 4 1 1 0 3
境町SS 3 ○ 0 0 △ 0 *** 0 △ 0 5 3 0 +3 1
水戸SSS 1 △ 1 1 ○ 0 0 △ 0 *** 5 2 1 +1 2

【Rブロック】 美野里町・希望ヶ丘運動公園 A
  ロッキーワン 金沢 総和南 八千代町 勝点 得点 失点 得失点差 順位
ロッキーワンSC *** 2 ○ 0 4 ○ 2 0 ● 1 6 6 3 +3 2
金沢SSS 0 ● 2 *** 2 ○ 0 1 ● 3 3 3 5 -2 3
総和南FC 2 ● 4 0 ● 2 *** 2 ○ 0 3 4 6 -2 4
八千代町SS 1 ○ 0 3 ○ 1 0 ● 2 *** 6 4 3 +1 1

【Sブロック】 美野里町・希望ヶ丘運動公園 B
  龍ヶ崎 古河 石下 KII SC 勝点 得点 失点 得失点差 順位
パルチーダFC龍ヶ崎 *** 0 ● 3 5 ○ 0 0 ● 1 3 5 4 +1 3
古河SS 3 ○ 0 *** 1 ○ 0 2 ○ 1 9 6 1 +5 1
石下SSS 0 ● 5 0 ● 1 *** 0 ● 1 0 0 7 -7 4
KII SC 1 ○ 0 1 ● 2 1 ○ 0 *** 6 3 2 +1 2

他県では、全日本出場チームが決まり始めているなか、茨城県はベスト16からベスト4への進出を賭けた2次予選に入った。1次予選で鹿島アントラーズが敗退するという誰も予想し得なかった波乱のスタートで、古河SSとしても鹿島の二の舞とならぬよう、気を引き締めて確実に次節に進みたいところ。
7時に市役所駐車場に6年生16名、5年生2名、総勢18名の選手が集合、会場となる小美玉市「希望が丘運動公園」に向け出発。約1時間半で会場に到着。
グラウンドは芝であるが、あいにくの雨。

●1試合目 10:00〜 対 パルチーダFC龍ヶ崎戦(30分)
スーパー小学生「K」君率いる新人戦(中村杯)準優勝のパルチーダ龍ヶ崎が初戦の相手。父兄たちも「どの子がK君?」と注目度アップ。
開始2分、左からのコーナーキック、ファーサイドにいたJリーガーの遺伝子を継ぐ左MFのU君が右足で合わせたボールが、ニアサイドにいたFWのK君のところへ、小さなK君が頭で押し込み先制。
準優勝チームを相手に、全体的にまずまずのスタートを切れた。
6分、またまた左からのコーナーキックに、チームナンバーワンヘディンガーであるDFのY子君、中央から落ち着いて得意のヘッドで決める。
後半、21分、U君からK君へとパスが繋がり、ラストパスはFWのM君へダイレクトパス、古河SSの点取り屋へと成長したM君のシュートが決まる。
安定感のある守備陣がしっかり守り、攻撃陣が得点を重ね、危な気なく、3−0で初戦を取る。

●2試合目 12:35〜 対 石下SS戦(30分)
対戦相手の石下SSは、県西地区のチームであるが全く情報がなく、未知の相手。
試合開始。先ほどのパルチーダ戦とは別のチームかと思えるほど、選手の動きが鈍い。雨、風による寒さのなかではあるが、条件はどのチームも同じはず。
それでも11分、右サイドからM君が持ち込み、中央のK君へ、K君のシュートはポストに当たるも、レイソル仕込みの切れ味を持つ左MFの5年生S君が跳ね返りを押し込んでようやく先制する。
点が取れそうで取れない嫌な展開が続くも、タイムアップで2勝目を挙げる。

●3試合目 14:20〜 対 KUSC戦(30分)
1次リーグと同様に、3戦目が2戦2勝同士の対戦となった。
相手は過去にフリーキック1本を決められ、敗戦を喫しているKU。雨が降り続く中、試合開始。
KUの選手がよく動くのに対し、我がチームの選手は前の試合と同様に動きが鈍い。
そして8分、ちょっとしたミスからボールを奪われ、豪快なシュートを決められ、今大会初失点を許してしまう。見ていた誰もが凍りついた瞬間であった。
前半0−1で折り返し。あと、15分で点を取らなければ全て終わってしまう。いつも通りのプレイをして、そして逆転してくれー!
ハーフタイムもそこそこに選手は位置につき、後半開始のホイッスル。
19分、新聞報道に誤りがありましたが、右MFで正真正銘のキャプテンS君が左からのコーナーキック、両チーム合わせて10名余りの選手がゴール前に集まる。ボールは誰に触れることなくそのままゴールへ。ついに、ついに同点に追いついた。応援する父兄の歓喜はもちろん、ベンチの監督、コーチの3人の喜びも初めて見る光景であったように思う。
23分にはゴール前混戦手前より、5年生S君が確実にゴールへ決めてようやく勝ち越し。
2対1の逆転勝利。3戦3勝でベスト4入りを決めた。

正直、内容は悪かったが、この大会についてはとにかく結果。次に進めたことに正直、ホッとしている。
今はとにかく相手がどこであれ、みんなが一団となって、そして選手達が全ての力を出し切って1戦1戦を戦い抜いて欲しい。悔いのない負けなんて有り得ない。なぜなら、選手諸君がベストを尽くせば、君たちが負けるはずがないから。でも、今日のような試合をしていたら、熱い夏は消えるだろう。Jビレッジへの道は簡単なはずがない! 負けたら事実上の引退である。
掲示板での応援、ありがとうございます。先週も述べた通り、我々の想像をはるかに越えた多くの人々が古河SSの応援団として見守ってくれていることを痛感します。確かにワールドカップシーズンで、本来なら寝不足を楽しむ時期かと思います。しかし今は、子供たちと共に我々のワールドカップ(全日本)出場を賭けた必死の戦いの過程にあり、ワールドカップの楽しみも半減している状況です。応援してくださっている皆さんに最高の結果報告がしたい。そして、一生に一度の熱い夏を、子供たちと体感したい!
あと2つ、絶対に勝つぞー!!!


【Tブロック】 ひたちなか市 サッカー協会 B
  見川 下妻 三和 ばらき 勝点 得点 失点 得失点差 順位
見川SSS *** 0 △ 0 2 ○ 0 0 ● 4 4 2 4 -2 3
下妻ジュニアFC 0 △ 0 *** 1 ○ 0 0 ● 1 4 1 1 0 2
三和クリアンサス 0 ● 2 0 ● 1 *** 1 △ 1 1 1 4 -3 4
ばらきSC 4 ○ 0 1 ○ 0 1 △ 1 *** 7 6 1 +5 1




■ 県大会 準決勝、決勝 (2006年6月25日)

準決勝 古河SS 0 - 1 ばらきSC
境町SS 3 - 3 (PK: 0 - 3) 八千代町SS
3位決定戦 境町SS 1 - 0 古河SS
決勝 八千代町SS 1 - 4 ばらきSC

残念…無念…そして申し訳ございません。
当日の朝、息子が39度台の発熱…なぜ今日なんだ!なぜ私や他の家族ではなく選手である息子なんだ!
しかし集合場所である市役所に着いてまさに悪夢!FWの息子のほかに中盤(ボランチ)、DFの選手までもが発熱で休みと聞かされる。おそらく、この時の監督、コーチの心中は怒り狂っていたことだろう。監督の言っていた「普段どおり」の試合を行うことが難しくなった瞬間である。古河SSの2年間で最も重要な1日に、11分の3が欠けたのである。1人ならまだしも3人が…。
それでも何とか乗り越えてくれるものと信じ、ばらき戦を応援するも、勝利への執念が感じられない予想をはるかに超えた最悪の試合内容となってしまった。やはりJビレッジへの道は甘くはなかった。A級戦犯であるA・B・Cの一人である私としては、監督、コーチ、選手のみんな、応援に駆けつけてくれた宇津木団長ほか本部スタッフ、OBやその父兄、5・6年生父兄に対し、「申し訳ございません」と言う言葉しか浮かびません。応援に駆けつけてくださった方のなかには、この6年生の試合を初めて観た方もおられることでしょう。そんな方々に不甲斐ない試合を見せてしまった。選手1人1人は頑張ったかもしれない。しかし、『声が聞こえない』、『運動量が少ない』、『絶対に勝つという覇気が感じられない』等々、観ていた方は感じたに違いない。
アントラーズが予選敗退した段階で、おそらく選手や父兄、周囲の人々の殆どが「全日本に行ける」と密かに信じて疑わなかったことだろう。プレッシャーに負けたのではなく、大敵アントラーズの敗戦が無意識のうちに緊張を緩めてしまったのではないかと私は思う。
ばらき戦の直後、横にいた栃木JFCファイターズ(栃木県代表)の監督と話をした。3人の発熱欠場について、「だっめだー!何やってんだー!」と叱られました。まさに監督の言葉として受け止めました。
昨年12月の忘年会で、監督が『とにかく決勝に残るチームにする』と言っていたが、当時のこのチームはぼろぼろで、私は監督の言葉が全く信じられなかった。しかし、監督、コーチは県内ナンバー1を取れるだけの力を選手たちにつけてくれたと今は確信できる。あとは、ピッチに立っている選手が力を出し切るだけだ。最大の目標は消えたが、この悔しさを忘れず、関東大会、学年別で『真の力』を発揮しよう。そして、1つくらい良い報告が出来るように再スタートしよう。
申し訳ございません。ありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いします。




◆ 関東大会 (2006年8月11日 〜)

   → 関東大会  



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